【シリーズ 開業前夜】なぜ宿屋なのか ①

このシリーズでは、宿屋開業を控えた私が、宿屋を開くまでの回想をお伝えしたいと思います。

なぜ宿屋なのか。

結論からお伝えすると、私にとって「宿屋」を開くというのは手段であり、ゴールではないのです。つまり、ゴールであるビジョンを達成するための手段として現時点では「宿屋」がベストだったと言うことがあり、宿屋を開くことにしました。

小学生の記憶

私が達成したいビジョンを話す原点は、小学生の頃に遡る必要があります。今まであまり人に話すことがなかった自分自身の原点について振り返ってみました。

私には小学校の記憶があまりありません。もちろん、ずいぶん昔のことだったので、忘れてしまったのかもしれません。それにしてもほとんど覚えていない。私にとって小学校はあまり好きな場所ではありませんでした。学校は居心地の良い場所ではなかったのです。

そんな私にとっても、居心地がいい場所が一つありました。月に1度の野外活動クラブ。ここでは、学校の先生や友達もいなければ、両親もいません。つまり、日常(学校や家)の関係性から生まれた自分ではなく、素直な自分を表現できる場所だったのです。この時、学校や家と異なる場所に自分の居場所があることの重要性を記憶に刻み付けていました。

社会に出て思うこと

時は経ち、社会人として働き始めて思ったことは「学生の間は学校や家庭からのサポートが手厚いが社会に出ると一気にサポートがなくなる」ということ。そして「働き始め一人暮らしをすると、一人を感じる時間が多くなり、寂しさを感じる」ということです。特に、京都の少しだけ田舎で暮らした私にとって、近所で人とすれ違うと挨拶するのが当たり前。けれども、都会ではすれ違っても挨拶しない冷たい印象を感じ、寂しさが深まるばかりでした。そして寂しさが深まると同時に、いろいろとやる気を失っていくことを実感しました。

そして田舎へ

縁あって田舎に移住したところ、人とすれ違えば挨拶をしたり、ちょっとした会話があったり、人とのつながりを感じられるようになりました。生活するにつれ、地域とのつながりができ、一人暮らしをしていても寂しく感じることがなくなりました。それと同時に暮らしに満足し、幸せを感じるようになってきました。

気づいたこと

人とのつながりがないことこそが、寂しさや孤独を感じること
寂しさや孤独は、人のやる気をなくしていくこと

そして、田舎には人とのつながりがあり、寂しさをなくしてくれること

そして芽生えたビジョン

都会で寂しさを感じ、やる気を失っていた私に、満足する暮らしを与えてくれたのは田舎でした。
自分と同じように、「都会での生活で社会的な孤独を感じている人に、人とのつながりで孤独をなくし、暮らしに満足してほしい。」「そして、やりたいことをするエネルギーを得てほしい」と考えるようになりました。

 

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